イタリア男はマザコン?
こちらに住みに来て、イタリア語も話せるようになってくると、イタリア人の友達もできるようになりました。
平日忙しかった私は、土日に一緒に遊びたいと思っていました。
東京に長いこと暮らしていたので、デートでもおいしいものを食べに行ったり何かを見に行ったり、イタリアでもそういうもんだと思っていたんです。
ところが!
彼らは土日、空いてないんですよ。
とくに食事前には自然に解散ってことが多いんです。
土曜日の夜10時ころ集合でパーティーとか、飲みに行くとかそういうお誘いは時々あったけど、それ以外は全然。
なぜだと思いますか?
そう、みんなマンマのところで食事するからです。
土日のマンマのところでの食事が、1週間に唯一家族全員が集まる大切なイベントだったりするんです。
そしてもう一つ理由があります。
ローマで暮らしている若い人の多くは、アパートを何人かの友達でシェアして住んでいます。
実際わたしも、長いことルームシェアしてました。
一人暮らし用のアパートやマンションというのもほとんどないし、そうでなくても家賃高いんですよ。
ローマの家賃は東京並みです。むしろ1部屋でも東京のワンルームマンションくらい高くなってしまいました。
それなのに、平均給料は日本人の約半分くらいです。
だから、まず若い人たちはあまりお金を持っていない。
極力お金を使わない遊び方をするんです。
たとえば、誰かの家に遊びにいく、外をふらふら散歩するなど。
レストランも若い人同士ではなかなか行けません。
安いピッツェリアでわいわいさわぐか、そうでなければそれぞれの家に招待しあっての食事がほとんどです。
それか食事前には、解散パターンですね。
【じゃあね、私(僕)マンマのところにご飯食べに行くからね、チャオ!】
って感じです。
もともと家族は大切だから、とくに両親が比較的近くに住んでいれば、土日は実家に帰るのはごく当たり前。
最初びっくりしました。男友達と、日曜の午後に会ったとして、【じゃあ夕飯はマンマのところで食べる事になってるからー】
なんて聞いた時は、え〜って感じ。
やっぱりイタリア男はマザコンだーと思いました。
でも住んでいるうちに、根本的な違いがわかってきたんです。
平日はわいわい友達と過ごすのが好きでも、土日はマンマの料理を食べに行ってのんびりするというのはほんとうに当たり前。
だから、誰もなんとも思わないし、最強の口実でもあるんです。
ようは、家族が絶対の安らぎなんですね。
だから逆に、彼らがそれを犠牲にしてまで、あなたに会おうとするとしたら、それはかなり入れ込んでいると判断できるんですよ。
マンマの味とともに家族で集まって雑談する、いつもの安らぎ……………それを超えられなければあなたになかなか会ってくれません。
イタリア人はほんとうに人懐っこいですが、最初のころはこの家族の壁に閉ざされて、孤独感をあじわったものです。
女友達とでも話は同じ。彼らの習慣に頻繁に立ち入るわけにはいきません。
こんなわけで、イタリアで完全に一人で暮らしていたころ私は、日曜日が大嫌いでした。
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こちらに住みに来て、イタリア語も話せるようになってくると、イタリア人の友達もできるようになりました。
平日忙しかった私は、土日に一緒に遊びたいと思っていました。
東京に長いこと暮らしていたので、デートでもおいしいものを食べに行ったり何かを見に行ったり、イタリアでもそういうもんだと思っていたんです。
ところが!
彼らは土日、空いてないんですよ。
とくに食事前には自然に解散ってことが多いんです。
土曜日の夜10時ころ集合でパーティーとか、飲みに行くとかそういうお誘いは時々あったけど、それ以外は全然。
なぜだと思いますか?
そう、みんなマンマのところで食事するからです。
土日のマンマのところでの食事が、1週間に唯一家族全員が集まる大切なイベントだったりするんです。
そしてもう一つ理由があります。
ローマで暮らしている若い人の多くは、アパートを何人かの友達でシェアして住んでいます。
実際わたしも、長いことルームシェアしてました。
一人暮らし用のアパートやマンションというのもほとんどないし、そうでなくても家賃高いんですよ。
ローマの家賃は東京並みです。むしろ1部屋でも東京のワンルームマンションくらい高くなってしまいました。
それなのに、平均給料は日本人の約半分くらいです。
だから、まず若い人たちはあまりお金を持っていない。
極力お金を使わない遊び方をするんです。
たとえば、誰かの家に遊びにいく、外をふらふら散歩するなど。
レストランも若い人同士ではなかなか行けません。
安いピッツェリアでわいわいさわぐか、そうでなければそれぞれの家に招待しあっての食事がほとんどです。
それか食事前には、解散パターンですね。
【じゃあね、私(僕)マンマのところにご飯食べに行くからね、チャオ!】
って感じです。
もともと家族は大切だから、とくに両親が比較的近くに住んでいれば、土日は実家に帰るのはごく当たり前。
最初びっくりしました。男友達と、日曜の午後に会ったとして、【じゃあ夕飯はマンマのところで食べる事になってるからー】
なんて聞いた時は、え〜って感じ。
やっぱりイタリア男はマザコンだーと思いました。
でも住んでいるうちに、根本的な違いがわかってきたんです。
平日はわいわい友達と過ごすのが好きでも、土日はマンマの料理を食べに行ってのんびりするというのはほんとうに当たり前。
だから、誰もなんとも思わないし、最強の口実でもあるんです。
ようは、家族が絶対の安らぎなんですね。
だから逆に、彼らがそれを犠牲にしてまで、あなたに会おうとするとしたら、それはかなり入れ込んでいると判断できるんですよ。
マンマの味とともに家族で集まって雑談する、いつもの安らぎ……………それを超えられなければあなたになかなか会ってくれません。
イタリア人はほんとうに人懐っこいですが、最初のころはこの家族の壁に閉ざされて、孤独感をあじわったものです。
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