イタリアの暮らし情報、イタリア人のあれこれ。 ファッションの話や男女の事情についても教えちゃいます!
美の基準というのは、時代によってもずいぶん違うものですが、国によってもずいぶん違うものだということに、こちらに生活するようになってから気づきました。

私たち日本人は、美についても欧米基準になっていることが多いですよね。
美人の条件、スタイル、ファッション、生活様式など、すべての面で、もはや日本の伝統文化よりも欧米のものにあこがれている人が多数派ではないでしょうか。

欧米人の顔立ち、スタイルにあこがれ、より近づこうとファッションをいち早くとりいれ、髪の毛を染めたり、目を二重に整形したりするのも、美の基準が欧米基準になっているからだと思います。

私も、かつてはその一人でした。

髪の毛も思いっきり茶髪にしてました。
それなりに似合っているつもりでした。

でもね、イタリア人といろいろ交流しているうちに気づいたんです。

あくまで、日本人本来の姿でいることが、一番彼らには魅力的だということに。

たとえば、欧米の女性の着物って、なんかいまいち違和感ありますね。
そんな感じなんです。

もともと、いろいろな髪の色、目の色の人が入り混じってます。

髪の色もシーズンごとに金髪から黒髪にかえたり、自由に楽しんでいる人が多いのですが、
残念ながら日本人がそれやると、笑いものになっちゃうんですね。

イタリア人が、日本人の女性にあこがれる部分があるとしたら、
黒くてこしのあるまっすぐな髪、切れ長の目、小さな鼻なんです。

たとえば、ルーシー・リューって目なんかもわりと細いですよね。
彼らにとっては典型的な東洋美なんです。

つまり、日本人があこがれているのと、正反対なんですよ。

日本人が欲しいのは一般的に、二重で大きな目、高い鼻、細くて柔らかく明るい色の髪、でしょ?
そしてさらに、色白の肌ですよね。

これもイタリアでは色白の肌は、全然なんです。
小麦色になりたくてなりたくて、しょうがないんです。

UVが危ないということは、みんな承知ですけどね。
夏になるとどうでもよくなっちゃうんです。
白い肌はかっこ悪いですから。
しみ、そばかすなんて全然こわくないんです。

話が脱線してしまいましたが、
そんなわけで、私はあくまで髪の色は自然のままにすることにし、
彼らにとって日本人らしくしていることにしました。

そうしたら美しいイタリア人女性に囲まれても劣等感を持たなくなりました。

そして、日焼けをしてはいけないという今までの固定観念も捨て去りました。

こんなことでも、郷に入れば郷に従えです。

人生は楽しまなきゃ!

そもそもここに住みに来てしまったのは、そんなイタリア人の気質が大好きだからです。

 


 次回は、日本とこんなに違う!イタリア人の美容整形についての話をしようと思います。


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イタリア人といえば、美意識の高さでもよく知られていると思います。
確かにセンスがいい人が多いです。

どのようにして、美意識が保たれるのか? 考えてみました。


★生まれた時からずっと身近に触れてきた歴史的な建物や、歴史的芸術品は、アートに対する意識を高めます。

★イタリアの家の中は、インテリアにこだわっているだけでなく、無駄なものをいっさい表に出さないできちんと片付き整理されていて、幼いころから、きちんとするという感覚を育てます。

★自分のファッション計画を立てたり、ファッション感覚を磨くのは、近所のお散歩で十分です。
それぞれの区域にあるショッピングゾーンでは、どこもセンスのあるショーウィンドウのお店が並んでいて、イタリア人は子供から老人まで、目的もなくショーウィンドウを眺めながらお散歩するのをこよなく愛しています。

★おしゃれをがんばる機会が必ずあります。
少なくとも、年に何回かは、人が多く集まるホームパーティーがあるので、最低でも必ずおしゃれをする機会があります。

★身なりによって、世間の態度がまったく違うことを、身をもって知っています。
この変わりようはすごいですよ。
服装によって、例えば店員とか、レストランの従業員とか、銀行員とか、とにかく接客態度の違いのあからさまなこと!
だから、大事な時は、きちんとしなければソンだと思っています。
キチンとした服装をすることは、時には最大の武器になります。


ちなみにイタリア人といっても、意外と普段は地味なんですよ。
とくに若い女性は普段あまりお化粧もしないで、いつもジーンズ姿。
日本の女子大生とは、それこそ大違いです。

それが、お出かけの時、夕食パーティーの時など、機会さえあれば、大変身するんですね。その変身ぶりを自他ともに楽しんでいる気がします。

それに、おしゃれの価値や基準も日本人とちょっと違う気がします。
ごくわずかな上流階級の人達を除いて、ブランド志向はまずありません。
何を持っているか、どこの服を着ているかではないんです。
いかに自分に似合っているか、着こなしているかが勝負なんです。
むしろ安い服を見つけておしゃれに成功した時は、自慢になります。

そして何より一番気持ちいいのは、相手が女同士であろうと、ただの異性の友達だろうと、相手のことを今日は素敵だなと思ったときは、時には大げさにほめること。

イタリア人は男性も女性もほめ上手です。
これはファッションに対する意識にも、かなり影響してるような気がします。






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